長野市戸隠伝統的建造物群保存地区が、重伝建に選定され、まちづくりが進むなか、その活動の一環として、武田旅館にて、茅葺きのワークショップを行った。
このワークショップは、重伝建地区での修景事業を自分たちの身体で体験することや住民の方々と外から来られる方々との交流を通して、戸隠のまちづくりについて共に考え、実際に参加できるかたちをつくることであった。
当日は2つのコースに分かれて体験し、参加者30名、関係者含め40人を超えるイベントとなった。
重伝建地区散策・茅葺き軽作業体験コース
戸隠の伝統的建築物の散策と茅葺き屋根の葺き替え現場の見学コース。茅葺き職人の仕事を生で見学し、簡単な作業(茅を運ぶ、屋根に上がるなど)と重伝建地区内の建造物の散策し戸隠のまちを知るコース
茅葺き本格体験コース
茅葺き職人から茅葺きの技術を教わり、葺き替えの体験ができるコース。縄結びや茅の取付けなどを職人の方に手ほどきを受けながら体験できるコース
主催 特定非営利活動法人 日本民家再生協会(JMRA)
企画運営 高木建設株式会社(JMRA信州民家の会 所属)
協 力 戸隠中社・宝光社地区まちづくり協議会
株式会社小谷屋根
(茅)縄文屋根
木村板金
後援 長野市
長野市教育委員会
総責任者として、企画立ち上げ、予算組み、協力業者・団体との交渉、後援及び取材の依頼、当日の運営を担当。