戸隠地区内では茅葺の葺き替え工事でしようする茅材を地域内で調達しストックしていくために、数年前より戸隠中社ゲレンデの茅場で10月下旬から11月上旬にかけて保存地区内の住民や関係者で構成された、まちづくりによる地域の活性化を目指す「戸隠中社・宝光社地区まちづくり協議会」が主催し、茅葺職人や工事関係者、地域の方や学生などが参加し、茅刈りを行っている。地区内の茅葺屋根の葺き替え工事に使われる茅材の一部を確保し、地域の茅葺屋根の景観を残し、次代に受け継いでいくための活動を続けている。